環境対策への取組み
当院では地域環境に配慮した様々な取り組みを行っています。
2013年3月に30kwのソーラーパネルを追加いたしました。これにより、合計110kwの発電が可能となりました。
様々な環境対策を行なった事により、
平成22年度と平成24年度の電力量平均比は 約▲18.8%、
平成23年度と平成24年度の電力量平均比は 約▲10.1%でした。
今後も、さらなる省エネに努力いたします。
- 年間使用電力推移
太陽光発電
当院では、2009年12月より日中の全体使用量の約10パーセントの電力を補う、最大発電量40kwの太陽光発電システムを設置いたしました。
2011年8月より同量の40kw、さらに2013年3月に30kwの発電設備を新たに追加して、合計110kw発電の太陽光発電システムとなり、日中全体使用量の約30%を補うことができるようになりました。
5病棟に加え、7病棟の屋根の上にもソーラーパネルを、新たに追加設置しました。
- 7病棟屋根上
- 5病棟屋根上
受付にあるモニターに発電状況を表示しています。
LED照明
照明器具の一部を、消費電力の少ないLED照明に順次変更しています。
屋上緑化
当院では福岡市の屋上緑化事業より補助金を受け、一部に屋上庭園を設置しております。これにより、夏場の直射日光による温度上昇を抑えています。
屋上防水断熱塗装
屋上庭園を設置していない部分には、一般の塗料より遮熱性の高い断熱塗装を塗布しております。
これにより太陽熱を遮断し屋根裏温度を約10~17℃、室内温度を約1~2℃一般的な塗装より低く抑えます。
また、室内温度上昇を抑える事により冷房の消費電力を約7%減らしています。
エコガラス
エコガラスは国内の建築用板ガラス製造メーカー全社にて構成される板硝子協会が推奨するガラスです。
エコガラスを使用する事により、外気による室内への温度変化を減らします。
当院では、窓ガラスを順次エコガラスに変更しています。
◆遮熱:太陽熱を遮る事により、冷房の効率をあげます。(当院で使用しているエコガラスでは、約51%の太陽熱をカットしています)
◆断熱:断熱性をあげる事により、暖房の効率を上げます。(当院で使用しているエコガラスでは、一枚ガラスの約4倍の断熱性能があります。)
- エコガラスの断面図
環境型省エネエアコン
院内のエアコンを順次、環境対応型省エネ エアコンに変更しており、これにより、消費電力を年間約50% 抑える事が出来ます。それに伴い、CO2の排出も抑えています。
- 年間CO2排出量試算
- 年間電力使用量使用電力を年間 約50% 抑えることが出来ます。
デマンドモニター
デマンドモニターとは、使用電力を監視する装置です。当院では、本年度8月よりデマンドモニターを設置する事により、使用電力を抑える取組みを行なっています。
- デマンドモニターのメイン画面現在の電力量を監視しています。
- 日負荷表示画面この画面で、前日や前月の比較をして電力を減らすようにしています。
その他
この他にも、当院では「エアコン温度見直し」や「クール・ビズ」「古紙リサイクル」など、CO2排出削減、資源リサイクルを積極的に行なっています。